【書評】『10倍速く書ける超スピード文章術』もう締切に追われない

こんにちは、ネイチャーミニマリストのぜんです。

現代を生きる上で、文章を書くことからは逃れられません!
計画書や企画書、ブログ、TwitterやFacebookなど、私達はいつも文章を書いていますよね。

しかし、

文章を書くのが遅い…

そもそも何を書いて良いのか分からない…

こんな悩みを抱えている人が多いのではないでしょうか。

 

そこで今回は、上阪徹さんの『10倍速く書ける 超スピード文章術』を書評!

無駄を徹底的に削ぎ落とし、とにかく速く書くコツがたくさん書かれている本書。

その中から、特に役立ちそうな文章術をまとめて書評します。

もし今より10倍速く書けるようになったら、あっという間に作業が終わるに違いありませんよ〜!

 

この記事を読んでほしい人

・文章を書くのが苦手

・文章を書くのが遅い

・そもそも何を書いて良いのか分からない

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「超スピード文章術」の著書、上阪徹さんについて

上阪徹さんはコピーライターやブックライターの経歴をもつ、文章書きの達人。10万字の記事は4〜5日、3000字の記事は1時間で書き上げてしまいます。

しかも上阪さんは、23年間一度も締切を破ったことがないのです。

 

つまり本書のノウハウを学べば、スラスラと記事を書き上げることができ、締切に追われないようになります。

「文章の素材」があれば10倍速く書ける

ノートパソコン

ぜん

いつも文章を書く時、言葉づかいや上手い表現を意識しすぎていませんか?

本書では、

大切なのは、文章の「表現ではなく」、文章の「中身」だということです

このことが繰り返し述べられています。

 

どう書くかではなく、何を書くかという内容=「文章の素材」が一番大切。表現を意識しすぎると、文章を書くのが遅くなってしまうのです。

文章の素材が正しく集められれば、分かりやすい文章を書くことが可能になります。

料理の素人でも、素材が良ければそれなりの料理が作れるように、文章も素材が良いと、それなりの文章が書けるようになるのです。

文章の素材って?

素材

文章の素材とは、以下の3つのこと。

 

  • 独自の事実
  • エピソード
  • 数字

 

 

例えば、

ぜん

この山は美しすぎる!

と言った場合、

美しいって具体的に何?

と読者は疑問をもってしまいます。
素材を形容詞などの表現にまとめると、抽象的な内容になるのです。

 

文章を具体的にするためにも、独自の事実エピソード数字を入れてあげましょう。結果的にその方が、山の「美しさ」をより詳しく伝えられます。

例えばさきほどの表現を、具体的に変えるとこうです。

「この山は美しい!」

→「この山は、国立公園に指定され緑豊かな原生林が茂る
→「この山は、ミシュラングリーンガイドで2つ星を獲得し、毎年100万人の登山客が訪れる
→「この山は標高3000mで、雲の上から顔を出す富士山の姿を望める

このように、「山の美しさ」は色々な表現に変えられます。

表現だけに頼って説明を面倒くさがらず、3つの素材を活かして具体的に説明してあげましょう。

素材があれば、後は書くだけ

素材を集めることができれば、後は素材にそって文章を書くだけ。

本書が最も伝えたいのは「素材に目を向けるだけで、文章は速く書けること」です。

 

素材に目を向ければ、書くスピードが速くなる上に、読者が知りたい情報を分かりやすく伝えられます。

素材を使って速く書く、これが筆者の言う「素材文章術」です。

素材文章術の5つのステップ

5段階

素材を使って文章を書くにはどうすればいいの?

素材文章術には、5つのステップがあります。

 

  • 書く目的と読者を定める
  • 素材を集める
  • 素材を組み立てる
  • 一気に書き上げる
  • 見直す

 

この流れで文章を書くことによって、素材を上手に利用した、正しい文章がつくれます。

本書では、筆者はそれぞれのステップを詳しく説明しています。

素材文章術①書く目的と読者を定める

虫眼鏡

 

まず素材を集める前に、

 

  • 文章を書く目的
  • その文章の読者

 

この2つをイメージします。

「真の目的」を決める

「表面上の目的」ではなく「真の目的」を意識する。
例えば、新商品のPR文は「表面上の目的」で、商品の魅力を感じてもらい、発売時期を強調するのが「真の目的」

書く目的が定まらないまま、文章を書いてしまうと、書くという行為そのものが目的になります。

書く行為そのものが目的になると、書き方や表現にこだわるようになり、書くスピードが落ちてしまいます。

読者の顔までイメージする

 

その文章の読者
年齢や性別、職業など具体的に読者を設定する。
おすすめは、読者になりそうな知り合いを1人イメージすること。

読者を設定せず、みんなに伝わるような文章を書くと、かえって誰にも伝わらない文章になります。

誰に向けて書いたのか分からない文章は、誰の心にも刺さらない文章となってしまうのです。

目的と読者を設定しないと…

目的と読者の設定はなんのためにするの?

目的と読者設定の重要性を示す例として、「山の安全」をテーマに書くことを想定しましょう。もし目的と読者を設定しなかったら、何を書けばいいか分からず迷ってしまいます。

 

遭難について書くのか、危険動物について書くのか、データを用いて遭難者の推移を書くのか、扱う内容が幅広いからです。

そこで、「山の安全」について、

目的=遭難防止
読者=65歳以上の定年した高齢者

とすると、高齢者向けの脚力の鍛え方や、若者と高齢者の体力比較によって、高齢者に注意喚起をするなど、より狭まった内容が思いつきます。

 

また書く内容を狭めることで、内容に沿った素材が集めやすくなります。

素材文章術②無駄のない素材の集め方

素材を集める

目的と読者を定め、書くことを決めたら、素材をたくさん集めます。

その時に大切なのは、

素材は「早めに、たくさん集めて、あとで削る」

書き始めてから素材が足りないことに気付いて、もう一度素材集めをするのは非効率的ですよね。

 

素材を集める効率的な方法は、「メモを取ること」です。

古典的な方法かもしれませんが、今の時代スマホを使えますよね。スマホによって、メモを取るスピードは上がり、管理もラクになりました。

自分の記憶力はアテになりません。どんどんメモを取りましょう。

  • 聞いたもの
  • 見たもの
  • 感じたもの

これらは全て、自分が体験した貴重な素材になります。
他の人には書けない独自性がうまれ、文章に説得力がでます。

また書くことに関連する素材を集めることはもちろん、日頃から自分の意見や感想をメモしておくと、思わぬ時に役立つ素材となるかもしれません。

ぜん

人は24時間後には、33%しか覚えていないらしいから、メモを取ることは大切。

 

記憶力と暗記力を伸ばす方法はこちら

偏差値78が教える暗記方法のコツ!記憶を定着させるためには?

素材文章術③素材の組み立て方

見える化

 

素材を集めた後は、素材を「見える化」します。

「見える化」といっても簡単なこと。要するに、素材を紙やweb上に書き出していくだけです。

頭の中で素材を留めると、すぐに忘れてしまうので、必ず「見える化」します。

集めた素材は把握できるようになったけど、文章をどうやって作っていくか分からない…

 

素材を「見える化」するだけでは、分かりやすい文章はつくれません。見える化」した後は、どのように素材を組み立てるかを考えます。

ポイントは、

「目の前に読者がいるとして、その相手にしゃべって内容を伝えるならどんな順番にするか?を考えること」

誰かと話している時、どうやって意思疎通がなされているか。話している時の、順番と論理を考えます。

「どうすれば相手に伝わりやすい構成になるか」を常に意識するのです。

 

話しているとき、相手が理解できない時はもう一度伝え直せますが、文章ではできませんよね。そこが、文章を書く時の恐ろしさです。

書き手と読み手のコミュニケーションは一方通行。

なので、「この話を分かりやすくしゃべるには、どの順番で話すだろうか?」を意識して文章を書けば、一回の説明で分かりやすい文章がつくれます。

素材文章術④一気に速く書き上げるコツ

完璧主義を捨てる

組み立て方を決めたら、一気に文章を書き上げてしまいます。

素材文章術において、完璧主義は捨て去りましょう。
完璧主義だと細かい部分を気にするので、スピードが落ちます。

 

まずは一気に書き終える!その後に、推敲して文章を整えていく。

例えば、途中の細かい数字が分からなかったら、◯や△などに置き換えて、後から調べるようにしましょう。

読者と目的を決めて、素材を集め、整理して組み立てて、あとは一気に書く

この一連の流れをいかに速く進めるかが、文章を書き終えるスピードを左右します。

素材文章術⑤書き終えてから見直す

見直す

一気に文章を書き終えたおかげで、文章を寝かせることができます。

すると、

初めて読む人の目線で客観的に、文章を修正することができる

 

書きたい文章を書いているときは、ついつい熱が入ってしまうものです。

そのため後から見直してみると、論理がバラバラで何が言いたいのか分からないこともしばしば。

速く書いて時間をおけば、書いている時には分からないミスに気付けます。文章を寝かせておくことで、客観的な視点がうまれ、見直しの精度が上がるのです。

見直すときのポイントは2つだけ

見直すときのポイントは、たった2つです。

 

  • 読みやすくすること
  • 分かりやすくすること

 

読みやすくする

・論理が破綻していないか
・説得力にかけるところはないか

分かりやすくする

・慣用句を多用しない
・形容詞を多用しない
・専門用語を説明無しで使わない

読み手は、書かれている文章について何も知りません。何も知らないという前提のもと、文章をより分かりやすく、読みやすくしましょう。

まとめ

上阪徹の『10倍速く書ける 超スピード文章術』いかがでしたか?

今回紹介した他にも、

  • 読者がだれでも、「おもしろい文章」をつくる方法
  • 1の素材を10に増殖させる「連想ゲーム」

などなど、文章術に役立つ情報がたくさん。

 

最後の「実践編」では、ケース別の速筆術を著者が具体的に紹介。
800文字、2000文字、5000文字の記事を書く際に、どうやって素材文章術を使うか書かれています。

もっと文章を書くスピードを上げたい…

こんな人におすすめしたい『超スピード文章術』

気になった人はぜひ読んでみて下さい!

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