登山にかかる費用、気になりませんか?
このように、登山装備の費用は高いイメージがありますよね。
でも具体的な費用は分からないし…。
そこで今回は、登山歴3年目の初心者である僕が、今までに買った登山装備の総額費用を紹介していきます!
まだまだ僕も初心者なので、これから登山を始めたい人にも参考になりますよ!
また費用が中心なので、装備の紹介は簡潔になりますが「こんなものが必要なんだな〜」って感じで見て下さい。
[box04 title=”この記事で伝えること”]・登山の装備にかかる費用・登山で何が必要なのか[/box04]
手っ取り早く合計費用を知りたい人は「結論」に飛びましょう!
それでは紹介していきます!
※金額はAmazonの定価価格で計算してます
内容(目次)
登山の費用:基本装備
バックパック 【合計60,284円】

出典:Amazon
- 【21,384円】カリマー リッジ30
- 【38,900円】グレゴリー バルトロ65
日帰り用30Lのバックパックの相場は2万円くらい。テント泊用の大容量になると4万円近くなります。
バックパックはやはり高いですね…
初っ端から6万超えです。
ただ、日帰りや山小屋一泊の登山で十分という人は、30Lだけでも十分対応できますね。
登山靴【合計86,218円】

出典:Amazon
- 【21,384円】メレル モアブFST
- 【24,300円】ラ・スポルティバ ブレードGTX
- 【40,534円】サレワ マウンテントレーナーMID GTX
メレルは一番最初に買った登山靴で、軽くて歩きやすいです。ただ600kmスペインを歩いて履きつぶしたので、お役目御免。
今は日帰り登山ではラ・スポルティバ、テント泊ではサレワの登山靴を使っています。
登山靴は3足買っているので、8万超えです!足元を守る登山靴は、「山登りの命」なので値段に妥協はしませんが、だんだん費用を計算するのが怖くなってきました…
▼登山靴についてもっと知りたい方へ▼
https://nature-mitu.com/how-to-choose-mountainshoes
https://nature-mitu.com/four-mountainshoes
ベースレイヤー【合計13,897円】
ここからは服装です!

出典:Amazon
- 【3,497円】モンベル ジオライン
- 【2,600円】Tシャツ×4枚
「モンベル ジオライン」は保温性と速乾性に優れ、かなり軽いのでベースレイヤにおすすめ!
速乾性の優れたTシャツは夏場に大活躍するので、何枚か持っておくと便利です。可愛いデザインのTシャツがあるとついつい買ってしまいます。
ミドルウェア【合計59,120円】

出典:Amazon
- 【5,990円】ユニクロ ウルトラライトダウン
- 【12,090円】ミレー トラックジャケット
- 【19,440円】ホグロフス バリヤーⅢジャケット
- 【21,600円】アークテリクス カイヤナイトジャケット
体温調節の役割をもつミドルウェアは、手頃な値段なものが多いので結構買ってしまいます。私服に使ったりもできるので便利ですね!
ユニクロのウルトラライトダウンは登山用ではないですが、軽くてコンパクトな上に保温性もしっかりしているのでおすすめ。価格も安い!
ちなみにもうお気づきかもしれませんが、登山用品を買っていると確実に金銭感覚が狂ってきます。
1万円台なら「これ安いな〜。」と思ってしまうのが、登山の怖いところです…
アウター【合計33,480円】

出典:Amazon
- 【15,120円】カリマー ファントムジャケット
- 【18,360円】ホグロフス ボアフード
ファントムジャケットは一番最初に買ったレインウェアで、3年間ずっと使っています。
安さにつられて買いましたが、防水性と耐久性がいい!本当はGORE-TEX素材のレインウェアの方が性能が良いのですが、値段が1万円くらい高くなるのです。まだまだファントムジャケットは現役なので、しばらく買いそうにないです。
ホグロフスのソフトシェルは、軽くてデザインもカッコいいのでかなり頻繁に使ってます。コンパクトに収納できるので、休憩時にちょっと着たいときに便利!
▼登山の服装についてもっと知りたい方へ▼
https://nature-mitu.com/about-mountainwear
トレッキングパンツ【合計35,920円】

出典:Amazon
- 【2,980円】ラドウェザー ライトトレッキングパンツ
- 【5,700円】モンベル ストレッチO.Dパンツ
- 【7,800円】モンベル コンバーチブル1/2パンツ
- 【19,440円】ミレー ティフォン50000トレックパンツ
「ラドウェザーのトレッキングパンツ」は、最新発売されたもので、高性能ながら2,980円という驚きの価格!
▼ラドウェザートレッキングパンツの詳細▼
https://nature-mitu.com/radweather-trekkingpants
ミレーのティフォン50000は防水透湿性がとても良く、レインウェアとして使っています。レインウェアでありながらゴワゴワしないので、着心地も良いのが特徴!
基本装備の合計費用は、288,919円!
今までに買った基本装備の合計は、288,919になりました。
ぜん
徐々に装備を増やしていくので気づかなかったですが、こんなにお金がかかってたんですね…
買った装備は、まだまだあります…。見ていきましょう!
登山の費用:その他の装備
これまでに紹介した装備以外のものを、紹介していきます。
靴下・手袋・ニット帽【合計10,464円】

出典:Amazon
- 【2,052円】スマートウール ハイキングミディアムクルー×2
- 【3,132円】マウンテンハードウェア バターグローブ
- 【5,280円】ノースフェイス BASICニット
登山の靴下は、厚手のウール素材がベスト!厚手の靴下は耐久性と保温性がよく、ウール素材は速乾性があり蒸れにくいです。
また防寒対策のプラスアルファとして、グローブとニット帽は重要です。この2つがあれば、服では補えない露出した部分を防寒してくれます。
どれも高価ではありません。特に靴下は足元を守る大切なものなので、優先順位はかなり高いです。登山靴と同時に買っておきたいですね。
アイゼン・トレッキングポール【合計14,036円】

出典:Amazon
- 【5,292円】モンベル スノースパイク6
- 【8,744円】ブラックダイアモンド トレイル
歩行を補助してくれるのが、アイゼンとトレッキングポール。
低山の雪山と夏の雪渓には、アイゼンが必要になります。本格的な冬山登山でなければ6本爪の軽アイゼンでOKです。
またトレッキングポールを使えば快適に歩けます!足にかかる負担が腕にも分散され、疲労を軽減。さらにバランスを整えてくれるので、滑落防止にもなります。
2つ合わせて14,000円!安いですね〜(感覚が狂ってる)
コンパス・万能ツール・ヘッドライト【合計10,876円】

出典:Amazon
- 【1,858円】スント コンパスA
- 【3,828円】ビクトリノックス トラベラー
- 【5,190円】ブラックダイアモンド ストーム
コンパスは地図を読む時に使用。万能ツールはナイフとして使っています。まあ持っていて損はないです。
ヘッドライトは登山者必須のアイテム!明かりのない山では、太陽が沈むと真っ暗闇。歩くことすら困難なので、遭難するリスクが高まります。
個人的にはバックパック、レインウェア、登山靴の「三種の神器」に、ヘッドライトを入れるべきと思っているほど、重要なアイテムです。
3つ買っても1万円ほど、まず最初にヘッドライトを買いましょう!
その他の装備の合計費用は、35,376円!
その他の装備の合計は、35,376円になりました。
ぜん
この中でまず買っておきたいものは、靴下とヘッドライトですね。どちらも安いので、安全のためにも早い段階で持っておきたい装備です。
登山の費用:調理の道具

出典:Amazon
- 【648円】プリムス ハイパワーガス
- 【1,296円】プラティパス ソフトボトル
- 【2,090円】スノーピーク チタンシングルマグ450L
- 【2,268円】モンベル アルパインクッカー
- 【8,100円】プリムス 2243バーナー
山で食事を取るときに使う、基本的な道具たちです。
これらがあれば、お湯を沸かしてカップラーメンを作ったり、カレーを作ったりできるので、山頂で美味しい食事が楽しめます。
「山食」は登山の醍醐味!自分で食事を作れると、登山の面白さがグッと増します。
合計費用は、14,402円になりました!
▼山食の魅力を知りたい人へ▼
https://nature-mitu.com/mountain-meal-good
登山の費用:テント泊の装備
- 【2,592円】ブラックダイアモンド ムジ
- 【5,940円】サーマレスト クローズドセルマットレス Zライト
- 【19,440円】モンベル ダウンハガー650
- 【42,120円】プロモンテ アルパインテントVL25
テント泊に最低限必要なのは、テントと寝袋と銀マット!銀マットは居住性を高め、地面からの放射冷却を防いでくれるので必須です。
ムジはテント内のランタンとして使っていますが、光量が割と小さいので無くても困りません。ヘッドライトで代用可能です。
テント泊装備はやっぱり高価ですね…。ここまで装備を揃えると一気に費用が高くなります。合計費用は、70,092円です。
ただ僕もずっと購入をためらっていましたが、買ってみて後悔は全くありません!買ってよかったです!
テントから見る朝日と夕日、星空は最高ですよ!登山に慣れてきたら、ぜひテント泊してみて欲しいです(高いけど)
【結論】全ての費用を合わせると…
登山歴3年目、日帰り登山からテント泊までする僕の装備の費用は、
- 基本装備=288,919円
- その他の装備=35,376円
- 調理の道具=14,402円
- テント泊の装備=70,092円
合計=408,789円
なんと40万を越えました!
ぜん
しかも恐ろしいのが、僕がまだ登山歴3年目で、かつ冬山の装備は買っていないことです。
つまり、登山を長年趣味にしている人、冬山を本格的に登る人はもっと費用が高いはずです。
あとは登っているうちに、どんどん欲しいものが増えていくので、泥沼にハマっていきます。僕も気づかないうちに40万円使っていたわけですから。
費用が高くても登山はやめられない
登山にかかるお金は確かに高いです。それでも僕は登山をやめようとは思いませんし、後悔もしていません。
お金の損失を考えないくらい、登山には魅力があるからです。
▼登山の魅力については、下記の記事で詳しく書いているので読んでみて下さい▼
https://nature-mitu.com/why-climbing-fun
僕は、登山にかかる費用は「初期投資」だと思っています。確かに最初にかかるお金は高いですが、服やテントは一度買ってしまえば長持ちするのでしばらく買う必要がありません。
最初に投資する分、登山を楽しむリターンが得られるのです。それも確実に!
僕は友達5人に登山を勧めて、みんなハマってくれましたが、装備を買ったことを後悔している人はいません。結局お金は関係ないんですよね。
もちろん高額とは思っていますが、それでも登山は楽しいからやめられないのです。
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