経験者が語るスペイン巡礼の魅力!巡礼の全てを教えます。

スペイン巡礼

こんにちは、ネイチャーミニマリストのぜんです。

海外を楽しく旅したい…

刺激あふれる体験をしてみたい…

毎日ストレスだらけ。気分転換するために旅したい…

こんな風に思っているそこのあなた!

スペイン巡礼(サンティアゴ巡礼)をしましょう。

巡礼中に体験するのは、

 

  • 美しい景色
  • 人との出会い
  • 美味しい食事
  • その土地の文化と歴史
  • スピリチュアルな経験
  • 自分を見つめ直す時間

などなど。

そして巡礼後は、新しい自分に生まれ変わったことに気付くでしょう!

スペイン巡礼に必要なのは道を歩く意思だけ!少しでも興味があるなら、迷わず行くべきです。

ぜん

スペイン巡礼は、人間にとって本当の幸福とは何かを教えてくれる旅だった

今回は、

  • スペイン巡礼ってなに?
  • 魅力は?
  • 費用や治安は?
  • 英語が話せなくても大丈夫?

などの疑問に答えていきたいと思います。

あなたも巡礼に行きたくなること間違いなし!

そもそもスペイン巡礼ってなに?

サンティアゴ巡礼者

スペイン巡礼って何なの?巡礼ってなんだか怪しい感じがするな‥

ほとんどの人が「スペイン巡礼」をよく分からないと思います。

ぜん

物凄く簡単にいえば、目的地のサンティアゴ・デ・コンポステーラに向かって何百キロも歩くという旅

最もメジャーな「フランス人の道」は全長800km!

ただスタート地点はどこでも良く、「800kmを一度に全部歩く人」、「目的地まで100km地点から歩く人」、「数年に分けて全長を歩く人」など様々です。

100km以上歩くと巡礼証明書がもらえるので、100km歩く人が一番多いですね。

巡礼者は各街にある「アルベルゲ」と呼ばれる巡礼者専用の格安宿に泊まりながら、自分のペースで歩みを進めます!

巡礼といっても、宗教は関係ありません。無宗教でも気にすることなく歩けます!

世界各国から集まる巡礼者の数は年々増加していて、2017年には30万の人が巡礼者として歩きました。

どのようにスペイン巡礼が始まった?

サンティアゴ巡礼のモホン

ちょっと長いので読み飛ばしてもOK。

サンティアゴ・デ・コンポステーラは、エルサレム、ローマと並ぶキリスト教の三大聖地の一つ。その理由は、殉教した12使徒の一人である聖ヤコブがサンティアゴ・デ・コンポステーラに眠っているからです。

聖ヤコブは、西暦44年にエルサレムで処刑されましたが、亡骸を埋葬することが許されず、彼の弟子がスペインのガリシアの地に埋葬しました。

その後、スペインは様々な侵略者によって支配されたため、ヤコブの遺骸は長い間存在すら忘れられてしまいました。

しかし813年に、星の光に導かれた羊飼がヤコブの墓を発見!その後、墓が見つけられた場所には礼拝堂が建てられ、カンポ(野原)とステーラ(星の)を合わせた意味のコンポステーラと名付けられました。

礼拝堂は時が経つにつれ、立派な大聖堂となり、それを中心に街が発展してサンティアゴ・デ・コンポステーラの街ができたのです。

奇跡のようなヤコブの墓発見の物語は、ヨーロッパ各地から多くのカトリック教徒を引きつけ、スペイン巡礼は有名になっていきました。

巡礼者が増えるにつれて巡礼路には、協会や修道院、宿泊施設や病院、市場が造られていきます。スペイン巡礼の道は、単に巡礼の道だけでなく、思想や芸術、文化交流の道としても利用されてきたのですね。

ぜん

歴史的に価値のある道を実際に歩いてみると、歴史の重みを肌で感じることができるよ

1000年以上の歴史をもつ巡礼の道は世界文化遺産にも登録されています。

本当に誰でも歩けるの?

サンティアゴ巡礼

僕は無神教だし、運動不足だけど巡礼できるかな…

確かにスペイン巡礼の道は、カトリック教徒の道として始まりました。

しかし、今ではカトリックの信仰心がなくても全然歩けます!!無神教の人は結構います。

巡礼の理由は何でもよく、ただ楽しめればいいのです。

 

  • 旅好きな人
  • 自分探しをしたい人
  • 仕事のストレスから逃げ出したい人
  • 痩せたい人

みんな色々な理由で巡礼します。

ぜん

巡礼に来た理由を聞くのは、巡礼者同士の定番の質問だね!

定年を迎えてから歩く人もいて、60代〜80代の人々をちらほら見かけました。

さらに巡礼者の男女比は男性55%、女性45%と女性の割合も比較的高いため、女性でも安心して巡礼できますよ!

また自分の体力に合った無理のない計画を組めば、年齢と体力関係なく歩き通せると思います。

日常から離れて毎日刺激的な生活を送る巡礼は、何日歩いても飽きることがありません!巡礼を数十回も経験している人もいるほどです。

巡礼の方法は様々。おすすめは徒歩

サンティアゴ巡礼路

巡礼の方法は徒歩だけなの?

正式に巡礼として認められている手段は3つ。

  • 歩(82.7%)
  • 自転車(12.4)
  • 馬(0.4%)

圧倒的に徒歩の人が多いですね。

徒歩の魅力は、そのスピード感と達成感にあります

徒歩は自動車や電車と比べると、物凄く遅いですよね。

しかし歩くという「時速5kmの巡礼」は、道沿いの風景や動植物、人々と一番深く関われます。

心に留めたい風景に出会ったとき、巡礼仲間と出会ったとき、いつでも歩みを止められるのです。

サンティアゴ巡礼の巡礼者

確かにバックパックにすべてを詰めて、自分の足で歩くのは疲れます。肩や膝、足の裏がボロボロになります。

だけどそんな重みを感じながら自分の足で歩くからこそ、半端ではない達成感が得られます!

サンティアゴ巡礼路

ひたすら歩くなんてバカバカしいと思うかもしれせんが、この達成感は他で得られません。

歩くという行為は、巡礼での様々な体験をより豊かなものにしてくれるのです!

自転車や馬にも良さはあると思いますが、メンテナンスや管理が必要となり負担がかかるので大変だと思います。

ぜん

自分の身体を使って酷使してこそ巡礼だと思うから、ぜひ徒歩で巡礼をして欲しい!

日本人の巡礼者は年々増加!

サンティアゴ巡礼路

巡礼者の数は年々増えています。

2004年に14万人だった巡礼者の総数は2017年には30万に及びました。

そのうち日本人の数も増加していて、257人から1479人に増加。

総数から見たら人数は少ないですが、13年で約6倍に増加しています!

ぜん

スペイン巡礼の知名度が上がって、より多くの日本人がスペイン巡礼にチャレンジしてほしい!

スペイン巡礼の魅力とは?

サンティアゴ巡礼路

スペイン巡礼について大体分かったけど、何が楽しいの?

スペイン巡礼の魅力はたくさんあって書ききれないほどです。

ただ実際に巡礼してみると、予想以上に素晴らしい体験が得られました。

スペイン巡礼の魅力①ダイナミックな風景とキレイな町並み

サンティアゴ巡礼の景色

巡礼で見れるのはスペインの壮大な風景や、素朴で美しい町。

遮るものがないどこまでも広がる地平線や、長い歴史がある石造りの家々など、眺める景色はどれも日本にないものばかりです。

ぜん

巡礼では自分の足で風景に入り込める!

風景と一体化するような感覚を得られるから、その分感動も大きい。

どこまでも広がるメセタの大地

サンティアゴ巡礼の景色

巡礼中は「メセタ」と呼ばれる、だだっ広い平野を歩くことがたびたびあります。

青い空、緑の麦畑、吹き付ける風を感じながらひたすら一本道を歩くのです。

サンティアゴ巡礼路

歩いても歩いても風景が変わらず町すら見えないメセタは、自分について考える機会をたくさん与えてくれます。

無駄なものは一切なく逃げる場所もないメセタでは、己と向き合って歩くしかないのです。

ぜん

巡礼の代名詞ともいえる「メセタ」をぜひ歩いてみて欲しい!

美しいスペインの町

サンティアゴ巡礼中の町

巡礼では、スペインの町や村を数多く通ります。

アルベルゲやバルのある町は、一日のスタート地点であり、休憩地であり、ゴール地点でもあります。

レオンの町並み

巡礼では、高層ビルが立ち並ぶような栄えた都市を通ることはありません!

レオンのカテドラル

上の写真のような世界遺産の大聖堂がある「レオン」や「ブルゴス」といった大きめの街もたまに通りますが、小さな街や村を通ることの方が圧倒的に多いです。

巡礼路があるスペイン北部は基本的に田舎ですからね。

ただ、田舎だから何も無いと思ってはいけません!

観光客も少なく地元の方と触れ合える機会の多い、素朴で美しい町並みが魅力です!

サンティアゴ巡礼の町

どれも小さな町ですが、巡礼者にとっては物凄く有り難い存在。

サンティアゴ巡礼の町

場所によって雰囲気が全く違うスペインの町々。

それぞれの町に巡礼の思い出ができるはずです。

皆さんもお気に入りの町を見つけてみて下さい。

スペイン巡礼の魅力②巡礼者との交流

サンティアゴ巡礼の巡礼者

巡礼に行ってくれる友達がいないから、一人で行く予定なんだけど…

ぜん

大丈夫!現地で外国人の友達がたくさんできるよ!

世界中の人々が訪れるスペイン巡礼。道中はもちろん、アルベルゲやバルで外国人と関わる機会が多くあります。

巡礼者になってしまえば国や言葉は関係ありません!巡礼中はすぐにみんなと仲良くでき、友達も沢山できます!

サンティアゴ巡礼

ぜん

巡礼中にできた友達と一緒に歩いたり、夜ワインを飲みに行ったりするのは最高に楽しい経験だったな

サンティアゴ巡礼者たち

スペイン巡礼中に出会った人は、明るくて面白い人が多く、海外旅行が初めてだった僕でもすぐに馴染めることができました。

巡礼者同士の合言葉は、「Buen Camino!(良い巡礼を!)

この合言葉さえ言えば、もう巡礼者の仲間入り。

文化や言葉は違うけど、色々な外国人と友達になれるのも巡礼の魅力です!

スペイン巡礼の魅力③安くて美味しい料理とワイン

サンティアゴ巡礼の食事

ぜん

普段和食派の僕でも、日本食が恋しいと思ったことは一度もなかった!

スペインの美味しい料理とワインも巡礼の楽しみです。歩いて疲れた後に食べる食事は、幸せそのもの!

食事はレストランかバルで食べることがほとんどですが、まれに宿でも提供してくれます。

スペインの料理はシンプルな味付けが多いですが、その分素材の良さを活かしているのでとても美味しい!

スペインのワイン

スペイン北部は魚介類を使った料理が多く、中でも「ガリシア名物のタコ」は絶品です。

ガリシアのタコ

格別に美味しいグラスワインが200円で飲めてしまうのですから、日本で飲むワインがバカバカしくなります。

毎日の美味しい食事が、長い距離を歩く原動力になるんですね〜。

スペイン巡礼の魅力④巡礼の必需品クレデンシャルがかっこいい

サンティアゴ巡礼のクレデンシャル

スペイン巡礼で必ず必要になるのが、この「クレデンシャル(巡礼手帳)」です!

クレデンシャルは、巡礼者であることを証明するパスポートのようなもの。アルベルゲや教会、観光案内所などで入手できます。

クレデンシャルがないと巡礼者として認められず、アルベルゲにも泊まれないので、巡礼者にとっては命の次に大事なものです。

そしてアルベルゲや教会、バルでスタンプを押して貰うことで、クレデンシャルは旅の記録となります。

長い距離を歩けば歩くほど、押して貰えるスタンプも増えていく。それぞれ特徴が違うスタンプなので、世界に一つだけのクレデンシャルを作れるわけです。

サンティアゴ・デ・コンポステーラに着いたときにクレデンシャルをみせることで「巡礼証明書」がもらえるので、最後まで肌身離さず持っておく必要があります。

ぜん

スタンプラリーのような感覚で、スタンプが増えていくのが段々楽しくなってくる!

スペイン巡礼の魅力⑤格安の旅費

サンティアゴ巡礼のバル

ヨーロッパだから飛行機代や生活費が高さそう。金欠だしそんなに高い旅費は出せないよ…

ぜん

僕の場合、往復の飛行機代8万+現地での飲食費・宿泊費・交通費12万で1ヶ月20万しかかからなかったよ。

スペイン巡礼中にかかる費用はとても安いのです!!

飛行機代は月によって変わると思いますが、格安航空会社なら10万以下でマドリードまで行けると思います。ちなみに僕はカタール航空で行きました。

スペイン巡礼が安い主な理由は、宿泊費と食費にあります。

巡礼者専用の宿であるアルベルゲは、一泊500円〜1500円ほどで、寄付制のところも!

食事は朝食300円、昼食500円、夕食1000円ぐらいなので、一日にかかる生活費は宿泊費と合わせて3000円ほどです。

宿で自炊すればもっと安くなります。

多分普通にヨーロッパを旅するなら、この費用の数倍はかかりますよね。

巡礼は楽しい上にお金もかからないという、最高の旅です。

特にお金のない学生にとっては、とても有り難いことですね。

スペイン巡礼の魅力⑥巡礼中の治安は良い!

サンティアゴ巡礼のアルベルゲ

異国の地でずっと歩くわけだから治安が心配だな…

ぜん

巡礼中に危険を感じることは一切なかったよ!

巡礼中の治安はとても良いです!

真似してはいけませんが、宿に携帯や財布を置きっぱなしにする人もいるほどでした。

巡礼路が基本的に田舎なのと巡礼者に悪い人がいないことが理由だと思います。僕が経験した限り、現地のスペイン人はみんな本当に優しかったです!!

ぜん

日本人は優しいと言われるけど、スペイン人も同じくらい優しくて愛想が良い!

歩いていると挨拶や応援をしてくれたり、困った時に助けてくれることも度々ありました。アジア人差別なども全くありませんでしたよ。

しかし過度の信頼は禁物です!

貴重品などは常に身につけておきましょう!

大きな町などでは強盗やスリの事件はありますし、過去には殺人事件も起きています。

また巡礼路上があまりに安全すぎて、大きな町に行って警戒心を忘れてしまうことにも注意しましょう。

ただ巡礼中の治安について、過度に心配する必要はあまりないと思います。

常識の範囲内で行動していれば、スペイン巡礼は安全に行えますね!

英語やスペイン語が話せなくても大丈夫?

サンティアゴ巡礼の食事

なんだかスペイン巡礼をやってみたくなったな!ただ外国語が全く話せないんだけど…

ぜん

中学レベルの日常会話で、友達がたくさんできたよ!

巡礼に行く気になっても、心配なのは言葉の壁ですよね。

結論からいうと、英語とスペイン語が話せなくても全然大丈夫です!!

もちろん話せた方が良いに決まっていますが、伝える気持ちさえあればコミュニケーションはできます。身振り手振りや、単語だけでも意思は伝わります。

実はスペイン人は日本人と同じくらい、英語が話せない人が多いです。

だから言葉の壁が心配で行かないのは、非常に勿体無い!

ぜん

同じ目的を持っている巡礼者は、言葉が通じなくても不思議とすぐに打ち解けてしまうよ

 

▼その他スペイン巡礼の疑問について▼

スペイン巡礼のQ&Aまとめ|持ちもの・ルート・費用は?

【まとめ】なぜ巡礼するのか。

サンティアゴ巡礼路

ここまでスペイン巡礼ついて紹介してきましたが、興味を持ってくれましたか?

スペインに旅行するなら、巡礼を強くおすすめします。

では、なぜ世界中の人がスペイン巡礼路を歩くのでしょうか?

自分なりに考えてみました。

巡礼は人生の縮図だ!

サンティアゴ巡礼路から見える山

それは、「巡礼とは人生そのもの」だから!!

目的に向かって毎日前に進み続け、喜びや苦しみがあり、一期一会の人々と出会い、美味しい食事を食べ…

一本の道はまるで人生そのもの。巡礼中の出来事は人生の出来事を表しているようです。

サンティアゴ巡礼路

歩く中で思考は研ぎ澄まされ、本当に必要なもの以外が削ぎ落ちていきます。余計な欲望は無くなります。

こうして残ったものが、人生にとって本当に必要なものになるのでしょう。自分にとって生きることの本質が分かるのです!

「よく食べ、よく歩き、よく寝て、よく笑う」

それができれば、幸せなのではないでしょうか?

スペイン巡礼は、現代では忘れがちな幸せを思い出させてくれます。

サンティアゴ巡礼路

「歩く」というシンプルさ

情報にあふれて無数の選択肢が広がる私たちは、一本の道を歩くということに不思議と心地よさを感じます。

なぜなら巡礼において、選択肢はただ一つ。

前に向かって歩くこと」しかないからです。毎日朝起きたらやることは、「歩くこと」ただそれだけ。

この心地よさと、シンプルさが多くの現代人を引きつけているのだと思います。

サンティアゴ巡礼路

昔からスペイン巡礼は、新しい自分に生まれ変わるために行われていました。

歩く理由は様々ですが巡礼を終えた後、巡礼者はぞれぞれの人生で何か大事なものを見つけられるのではないかと思います。

スペイン巡礼に行ってみて、後悔した人はいません!道中なにがあれ、行かなければよかったと思うことはないでしょう。

普通の旅行とは違うものが、スペイン巡礼にはあります。

本当に行ってよかったと思えた、初めての海外旅でした。

 

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